ハウスメーカーと工務店は違う?長野で新築

公開日:2024年03月26日

ハウスメーカーOR工務店

家を建てる際

「どの建築会社で家を建てるか」

みなさん気になる所ではないでしょうか。

 

その中でも

「ハウスメーカー」「工務店」

どちらが良いのか?

これも気になる所だと思います。

 

実際に何か違いがあるの?

今回は「ハウスメーカー」「工務店」の違いを解説していきたいと思います。

 

それぞれの良さがあるので何を優先するかなど、色々検討してみて下さい。

ハウスメーカーとは

一般的には全国で展開している様な知名度の高い住宅会社の事を言います。

各地の住宅展示場にモデルハウスを展示しており、有名な俳優さんを起用したCMを打っている様な会社はハウスメーカーと呼ばれていることが多いかと思います。

 

また、自社の研究所や工場を持っていて、独自商品があったり、品質が一定な所もハウスメーカーの特徴となります。

 

施工エリアも広く、希望のエリアに対応していることが多いハウスメーカーがほとんどで、商品ラインナップも多く取り揃えています。

メリット

ハウスメーカーは知名度・ブランド力など、とにかく安心感がある所が最大のメリットとなります。

 

また、資材調達の安定性や、自社工場での資材加工などマニュアルがしっかりしている為、

工期が早い所や、製品・性能が安定している所も大手ならではのメリットです。

全国どこで建てても品質にバラつきが無い所も、決まった工程が多いハウスメーカーならではと言えるのではないでしょうか。

 

他にも定期点検や専門部署があったりとアフターサポートが充実しているのも嬉しい所。

メーカーによっては何十年も保証があったり、お問い合わせ内容は全て集約センターで管理されていてどんな内容の修理を行ったかなど、履歴も残っていたりと安心のサービスが多くあります。

専門部署がある事で担当者とお電話が繋がらなくてもすぐ対応してもらえるところは安心ですね。

 

更に、誰もが名前を知っている様なハウスメーカーは、売却の際にも有利になる事が多く、買い手もつきやすいと言われています。

将来的に売却なども検討されている場合はハウスメーカーで住宅購入しておくと良いかもしれませんね。

ブランド力の安定性は洋服やアクセサリー同様、家に対しても絶大と言えるでしょう。

デメリット

ハウスメーカーはある程度規格に沿った部材を使用することが多い為、家の間取りに制限がかかってしまう可能性があります。

完全にオリジナルの家を目指している方は費用がかさんでしまう場合も。

間取りの大きさを1センチ単位で変える事が中々難しいのがハウスメーカーのデメリットとなります。

 

また、広告や展示場でかなりの費用をかけているハウスメーカーは、そもそもの価格設定が高い傾向にあります。

※場合によっては規格住宅などでローコストの住宅を提供している事もあります。

 

そして、ハウスメーカーは全国展開している事がほとんど。

当然そこで働いている営業の方は、転勤でいなくなってしまう可能性が高いです。

お家を建てる際に親身になってくれた営業の方が次の年にはいなくなってしまった、、。

なんて事も。

 

専用のセンターもあるので気にならない方もいるかもしれませんが、二人三脚で頑張ってきたメーカーの担当者の方には最後まで付き合ってもらった方が良いという方も多いのではないでしょうか。

 

また、専門部署がはっきり分かれているので担当の営業の方に要望を伝えても設計までしっかり伝わらずにうまく連携がとれないなんてこともあるようです。

各セクションに分かれる事で良い所もありますが、悪い所もあるのかもしれませんね。

工務店とは

地域密着型の小さな会社というイメージがある工務店。

経営者である社長が営業だけでなく、設計や現場に入り作業をするような小規模の住宅会社の印象を持つ方が多いのではないでしょうか。

 

工務店は特定のエリアを対象とした営業や施工を行っている会社がほとんどで、注文による個別設計に対応することが出来る様になっています。

 

また、地元出身者が多い工務店は地域の気候や特性を十分把握しており、その地域に合った家を建てる事を得意としています。

 

中にはフランチャイズでハウスメーカーと同様の家を建てられる工務店もあり、出来る内容は様々ですが、自由度の高い所が特徴です。

メリット

工務店はハウスメーカーよりも小規模の為、高額な宣伝費や人件費をかける必要が無い為、コストを抑える事ができる所が最大のメリットとなります。

 

また、施工の自由度が高く、成約が少ない所も工務店の良い所。

理想通りの設計をお願いする事も出来るようになっています。

 

何よりも工務店は地域密着型で、地元の気候などを知り尽くしている会社が多い為、その地域に合ったお家を提案、何かあった際は柔軟に対応してもらえる事もメリットの一つ。

地域密着な分、フットワークが軽い所も工務店の良い所です。

 

また、現場で出た廃材を使ってちょっとした家具を作ってくれたり、

建替えの場合は思い入れのある以前の家の柱や欄間を新築のワンポイントで取り入れてくれたりと、オリジナリティーがある所も工務店ならでは。

 

そして、担当者が経営者である事が多い工務店では、その後の相談も担当者が変わる事が無い為、いつでも同じ人に対応してもらえる安心感があります。

 

ちょっとしたリフォームなども頼みやすく、長くお付き合い出来る所も工務店の良い所です。

デメリット

知名度で言うとそこまで高くない工務店はどこにお願いしたらいいのかわからないというデメリットがあります。

工務店によって仕上がりや設計にムラがあり、品質の良い家を作るという観点では工務店探しが大変に感じる事があります。

 

もちろん家の出来栄えも大事ですが、家を建てた後のアフターフォローも含め相談しやすい工務店にお願いするのがベスト。

ただ、探してみてもそこまでたどり着かないという人も多いのではないでしょうか。

 

また、展示場や規格住宅を多く手掛けるハウスメーカーと違い、完成物件を中々見る事が出来ない所も工務店のデメリットとなります。

完全自由設計の建築棟数が少ない工務店は自分たちの住む家の完成形を見る事が出来ず、仕上がりのイメージが出来ないため、不安に感じてしまうという方も。

 

そして、家を建てた後のサポート内容は工務店によって様々。

どこまでフォローしてくれるのか?

など、施主側でも前もってしっかり確認することが必要になってきてしまいます。

まとめ

どのハウスメーカーであれ、工務店であれ、大事なのは担当者との相性です。

どんなにてきぱき話が進んでもこちらの意見をあまり聞いてくれないなんて所はイヤでしょうし、逆に何も提案してくれずこちらまかせにする所もイヤだと思います。

 

相性の良し悪しは人によってそれぞれ。

自分たちはどんな家を建てたいか?

それによってハウスメーカーが良いのか、工務店が良いのかも変わってきます。

 

まずは思い描いている理想の家を家族みんなで話し合ってしっかりした形にしていくことが大事になってきます。

 

その上で譲れない条件を決めていくことが出来ればハウスメーカーと工務店どちらが良いかも選ぶ事が出来るのではないでしょうか。

 

また、長野の中でもどこで家を建てるかで仕様も変わってきます。

例えば長野市と飯山市では雪の量も違うので、建てる家が同じなんて事はありません。

断熱性や気密性などの「家の性能」もしっかり検討材料にして考えてみる事がオススメです。

 

家を建てるまで、そして建てた後も幸せに暮らせるようしっかり計画していきましょう!

 

自分たちはハウスメーカー?工務店?

予算に収まる所はどんな住宅会社?

工務店はどこがおすすめ?

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