今リフォームが注目?長野市も補助金対象?

公開日:2024年02月28日

リフォーム

新築で購入した家でも20年、30年と住んでいると家族構成が変わったり介護やサポートが必要になったりとそれぞれライフスタイルに変化が出てきます。

そんな時に住みやすく形を変えてくれるのが「リフォーム」です。

 

そして、物価高の影響や建築費用の高騰でなるべく安価に住宅購入をしようと中古物件に着目し、購入時に「リフォーム」する方も増えてきています。

中古物件は人気エリアで土地がない!という所でも購入できる可能性があり、今後もどんどん需要が高まっていくのでは?とも言われている要チェックな物件です。

 

今回はリフォームに関する疑問点、長野市で補助金を使ってリフォームをする事ができるのか?などなどご案内していきたいと思います。

 

住宅を新たに購入する以外にも、今住んでいるお家でリフォームしたい!という方も是非参考にしてみて下さい!!

注目理由!リフォームのメリット

建物の劣化によるメンテナンスの際にリフォームするのか、建て替えをするのか、色々な方法を考えると思います。

 

リフォームの最大のメリットは建て替えに比べ費用が安い事。

既存のものを活かしてリフォームすれば他に比べて圧倒的に費用を抑える事ができます。

 

ずっと住んできた愛着のある家を全く違うものに変えてしまう事に抵抗がある方も多い中、リフォームを選択すれば、思い出を残しつつ住みやすい環境に変えてくれるのです。

 

また、新築にはない魅力を持つ古民家なども、リフォームすることによってその雰囲気を残しつつ快適な住まいに一新することが出来てしまいます。

 

この様に思い出や古いながらの魅力を活かしていける所は「費用を抑えられるメリット」と同等とも言えるのではないでしょうか。

 

そして、工期が短い事もリフォームの良い所。

トイレのリフォームなら早くて1日程、お風呂のリフォームも早くて1週間程となっています。

リフォーム箇所によっては、工事期間中にそのまま生活することも可能です。

そして、古い家を建て替えして建物が新しくなると固定資産税が上がる事がありますが、部分的なリフォームに関しては変わらない可能性があります。

家が住みやすくなっても固定資産税は上がらないというのは嬉しいですよね。

ただし、リフォームの規模や箇所によって変わってしまうので絶対に上がらないという訳ではありませんのでしっかり確認をしましょう!

 

リフォーム業者さんとの話し合いが大事になってきます!

注目理由!2024年の補助金

国が行っている「子育てエコホーム支援事業」

名前だけ聞くと子供がいる家じゃないと支援がない?と思う方もいそうですがこちらの補助金は子育て世帯でなくても受ける事ができます!

①事業に登録している施工業者でリフォーム工事

②リフォームする住宅の所有者等であること

①②の方が対象の補助金制度となります。

 

リフォーム工事は下記①~③のいずれかが必須となっています。

①開口部の断熱改修   

例)既存の窓を利用して複層ガラスに交換 ・ 既存のドアを断熱性のあるものに交換 など

 

②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修

例)登録された型番の製品を使用し、屋根や床下に断熱材を入れる など

 

③エコ住宅設備の設置

例)太陽光パネルの設置 ・ 節水型トイレに交換 ・ 高断熱浴槽に交換 など

 

補助額の上限は原則1戸あたり20万円(長期優良住宅の認定を受ける場合は30万円)、子育て世帯や若者夫婦世帯は最大60万円までの補助を受ける事が出来る様になっています。

 

他にも「先進的窓リノベ2024事業」「給湯省エネ2024事業」を併用することができるのもメリットの一つ。

先進的窓リノベ2024事業は対象製品を用いた窓のリフォームを行う事で補助対象となります。

ただし、子育てエコホーム支援事業で補助対象となっている窓はここでは補助対象外となってしまうので事前にしっかり業者さんに確認をしておく必要があります。

補助額は1戸あたり200万円が上限となっています。

 

給湯省エネ2024事業はエコキュートや家庭用燃料電池の購入に対する補助となります。

こちらも、子育てエコホーム支援事業で補助対象となっている機器に対しては補助対象外となってしまうので事前にしっかり業者さんに確認をしておく必要があります。

補助額は戸建住宅はいずれか2台までで以下のとおりとなっています。

・ヒートポンプ給湯機(エコキュート):8万円/台

・電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器(ハイブリッド給湯機):10万円/台

・家庭用燃料電池(エネファーム):18万円/台

 

リフォームを考えている人は使わない手はありません。

予算には上限があるので気になっている方は是非早目の検討をおすすめいたします。

住宅省エネ2024キャンペーン

リフォームにはどんな種類がある?

リフォームと一言に言っても様々。

その中でも代表格とも言えるリフォームにはこんなものがあります。

 

①内装リフォーム

箇所は様々ですが、クロスの張替えや水回りの直しなど住宅の内部をリフォームする際には内装リフォームとなります。

 

②外装リフォーム

外壁や屋根のリフォーム、防水加工など住宅の外部をリフォームする際には外装リフォームとなります。

 

③フルリフォーム

目に見える箇所のすべてを改修・修繕します。家の骨組みだけを残してすべてを改修する「スケルトンリフォーム」もこのフルリフォームの一つとなっています。

大規模になる為、工事中は別の場所に住まいを移す必要があるリフォームです。

 

④バリアフリーリフォーム

手すりの設置や段差の解消など、年配者以外にも住む人が不自由なく快適に過ごせるようにするリフォームとなります。

長野市では改修工事が完了した翌年度1年度分に限り、固定資産税の税額(1戸当たり100平方メートル相当分に限る。)の3分の1が減額されます。

※居住者の要件がある為、こちらも是非チェックしてみて下さい。

バリアフリー改修工事を行った住宅に対する税の減額について

 

⑤耐震リフォーム

築年数で老朽化した家を地震に耐性のある建物にリフォームします。

特に昭和56年5月31日以前に建築した家は旧耐震の家になり、地震で倒壊の可能性もあります。

長野市では住宅耐震改修工事の補助制度があり、最大120万円の補助があります。

対象の建物は木造住宅など、こちらも要件があるのでチェックしてみましょう。

既存木造住宅の耐震改修工事補助金について

 

⑥断熱リフォーム

外壁や屋根などに断熱材を入れるリフォームとなります。

断熱の性能を上げる為に二重窓にしたりするリフォームもあります。

気温差で起きてしまうヒートショックの予防にもなります。

長野では信州健康ゼロエネ住宅助成金でリフォームは最大100万円助成となります。

他にも子育てエコホーム支援事業でも対象になる可能性があるのでどちらも確認してみましょう。

信州健康ゼロエネ住宅助成金

子育てエコホーム支援事業

 

リフォームと一言に言っても種類は様々。

どんなリフォームが良いかは優先順位をしっかり決めて大きく予算オーバーしないように慎重に検討しましょう。

リフォームとリノベーションは違う??

まず、「リフォーム」「リノベーション」この2つのワードを聞くことがあると思いますが、この2つの言葉には何か違いがあるのでしょうか??

 

リフォームも大規模になってくるとリノベーションとあまり変わらなくなってくる事もあり、同じ意味合いで使われる事も多くなってきていますが、基本は以下のようになります。

 

リフォームとは

改善や改良という意味があるリフォーム。

老朽化した家の性能を元に戻すという意味でつかわれています。

 

長年利用した設備は経年劣化で損傷してしまいますが、リフォームはこのような老朽化した箇所を改修する作業になります。

利用年数によってマイナスになってしまった箇所を元の0に戻す作業がリフォームの基本です。

 

リノベーションとは

修復や刷新を意味するリノベーション

こちらは建築物に改修を加え、価値を高めるという意味で使われています。

長年利用した家に対し、これから住む人の好みの住環境を実現するために改修する作業を指します。

元の性能にプラスしてその人の住みやすい住環境に高める作業がリノベーションの基本です。

 

どちらが良いかはその場所に住む人たちでしっかり話し合って決めていきましょう。

リフォームの際にはホームインスペクションをおすすめします!

「ホームインスペクション」

あまり聞きなれない言葉ですよね。

「インスペクション」とは調査や検査などの意味を持っており、簡単に言うと家の住宅診断という事です。

 

住宅のプロが家の劣化状況や直すべき場所をアドバイスしてくれ、それを基にリフォームの計画をする事ができます。

直すべき場所の優先順位がしっかりしていると計画も立てやすいですよね。

 

家の劣化具合は見た目だけならわかっても見えない所は素人には判断が難しい所。

業者さんの「直した方が良いですよ」という言葉も疑ってしまう、、なんて事もよく聞きます。

 

その点、ホームインスペクターは住宅のプロ+第三者の中立の立場で家の診断結果をお伝えしてくれるので、非常に信頼度が高いです。

リフォームを考えている方や、築年数が経過しているお家は是非検討してみてください!

 

費用相場は一戸建てで10万円前後ですが、家の大きさや形状によって変わってきます。

時間は半日程度を見ておくと良いでしょう。

 

ホームインスペクションを依頼するには家の配置図や仕様書など必要書類を揃える必要があるので事前にお家に関する書類は確認しておきましょう!

まとめ

リフォームは家の建て替えや新築を購入するより費用を抑える事が出来る方法の一つです。

ただし、規模や築年数によっては予想よりも費用がかかってしまうこともあるので、しっかり優先順位をつけていきましょう。

プロに頼り、客観的な判断を仰ぐことも大事です。

 

そして、上手く補助金を利用してお得にリフォームしちゃいましょう!

 

また、長野市周辺で中古物件をお探しの方は是非こちらもチェックしてみて下さい。

株式会社アネックスライフ

中古物件に限らず土地情報なども掲載しています!

 

「こんな中古物件が欲しい」

「このエリアの物件情報が知りたい」

「ホームインスペクションはどこでお願いするのがいいの?」

「リフォーム業者さんはどうやって選ぶの?」

 

なんて方は是非当社までご相談下さい!

ご希望エリアの物件情報や業者さんのご紹介、資金計画についてもサポートいたします!!